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Case 10 私の誕生日は忘れるんですね(3/3)

Author: Amy
last update publish date: 2026-10-04 06:02:19

夫が目を覚ます。

スマートフォンを見る。

今日は自分の誕生日。

毎年、朝から家族や友人からメッセージが来る。

今年はゼロ。

「珍しいな」

会社へ行く。

受付ゲートへ社員証。

ピッ。

該当者なし

「え?」

もう一度。

該当者なし

受付。

「すみません、佐藤です」

女性が首を傾げる。

「どちらの佐藤様でしょうか?」

「営業の佐藤だよ」

「営業部に佐藤という者は……」

パソコン。

「おりません」

「は?」

同僚を見つける。

「おい!」

同僚が振り返る。

「……どちら様?」

「俺だよ!」

「すみません」

友人へ電話。

『もしもし?』<

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